水槽と家具

燃料電池自動車の実現性について 【経済】

Posted on: 3月 5, 2010

マイミクのmomoさんが、FC EXPO(国際水素・燃料電池展)に参加された感想などをまとめたブログ記事「燃料電池自動車はそこにある未来というお話」が面白かった。で、ほんとーーに久しぶりに他の人のブログへコメント付けようと書き込んだら、何故か拒否されてしまったのでトラバっておきます(エラーメッセージはクッキーの問題みたい、Chromeのせい?)。

 

元記事は車がメインの話ですが、自分はエネルギー資源として見た水素燃料を掘り下げたい。

 

燃料電池自動車(FCEV)普及にあたっての課題

燃料電池自動車ですが基本的には水素を燃料に走ります。ただし、エネルギー資源の問題として見ると、水素を製造するために天然ガスや石炭を使って生産してるので、化石燃料に依存している事に変わりはないのですよ。電池本体も白金やバナジウムといったレアメタルを大量消費しますし。そこら辺の水素を供給/運搬するインフラ構築の制約が大きいので普及速度は
EV >> FCEVになるのではないか。とはいえ、EV が FCEV を駆逐するのではなく、電気と燃料電池は用途によって住み分けが起きるってmomoさんの話は、自分も賛成です。

それには燃料電池自動車がどこまで新しく市場を形成できるか、という経済的な問題にも依存してるところが大きそうです。石油・石炭に代わって何を次世代の「燃料」とするかも大きなポイントだと言えそうです。極端な話、ブラジルみたいに農産物が余るほどあるならバイオエタノール作って、ガソリンエンジンのままだって行けるのですから。

以前の記事で、燃料電池ベンチャーのBloom Energy を紹介しましたが、燃料電池を使用する当面の本命は、工場や発電設備のような比較的大きなとこではないかなーと思います。

 

水素循環社会は実現できる?

水素については、いろんな技術がぼこぼこ出て来ているので興味深いです。例えばこれ、2004年のWired Visionの記事なんで、もう旧聞ですが「太陽エネルギーで水から直接水素を作る新技術、実用化目前」とか。あと、夢のエネルギー核融合も!
まあ、技術的なハードルはどれも高いのですが、エネルギー需要は増える一方のご時世なので、新しいエネルギーを安価で入手できる方法を探すことは経済的に必要不可欠だと思います。

 

それにしても、EVの登場で車の世界もこれから数年間は大きく動きがありそうです。
面白そうですね、ワクワクします。

 

関連する記事

広告

コメント / トラックバック2件 to "燃料電池自動車の実現性について 【経済】"

コメントできなかったですか(;´’д’)。調べておきます。

燃料電池もいくつか方式はあって、レアメタルを余り使わない(代替金属を使う等)の方法もあるようなので、そのあたり普及にはコストダウンも含めたあと2世代くらいの革新は必要だと思いますが、政府支援も必要だと思います。

自動車産業的には2020~30年あたりが普及期と見ているようです。

水素製造の理想の形のひとつとしては九州大学が研究している潮力/風力発電と電気分解による水素製造と輸送という水素プランテーションですね。太陽光と棚田を使った農耕代替地産地消でもよいと思いますし、現状の発電所から出る「捨て電力」を使った水素製造でもよいと思うのです。太陽光発電展のほうも見てきましたが、こちらの技術も凄い。

水素(燃料電池)基軸としていろんな方法を模索することで、パッケージングとしての発電/蓄電という輸出産業になれば、元々エネルギー産業は莫大なお金が動くところですからかなり産業としては大きいだろうなと思いますね。

コメントはブラウザを変えれば多分、できたと思うのですが。ネタ的に面白かったので記事にしてしまいましたw

>レアメタルを余り使わない
記事を書いてるとき見つからなかったので書きませんでしたが、炭素繊維を使った触媒とかも既に出てるので、長期的には技術の蓄積で価格はドンドン下落すると思います。

>政府支援
燃料電池という「モノ」単体では機能しませんからね。水素の製造→流通→燃焼までのインフラのシステムを整える必要があるので、スタートアップには税制上の優遇や補助金といった政府支援も必須になるでしょう。技術的には実用レベルに入りつつあるようなので、民間のエネルギーベンチャーとか、水素製造から販売網まで一元管理する企業横断での合弁会社とか、ボトムアップの動きがもっと見えてくると面白いのですが。

>太陽光と棚田
景観を想像すると面白い。太陽光発電は発電量が面積に依存するから、地方経済の活性化につながりそう。化石燃料を代替するエネルギー産業ってのは原子力を別にすればまだどこも模索状態ですから、この分野で魅力的なシステムを提供できるかどうかは日本の将来にとって重要な問題となりそうです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

ページ

2010年3月
« 2月   4月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

人気ブログランキング

人気ブログランキング

日本ブログ村

観賞魚ブログ
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。