水槽と家具

ミドリムシからバイオマス燃料 【経済】

Posted on: 3月 8, 2010

こないだの燃料電池自動車の記事で、日本からもエネルギーベンチャーが出ないかなぁと言ってたけど、あった!今日の日経新聞の記事で「新日石、ミドリムシをバイオ燃料に 5年内メド」というのがそれ。

新日本石油は東京大学発のベンチャーと組み、ミドリムシを原料にしたバイオ燃料の量産に乗り出す。5年以内に量産技術を確立し、まず航空機の燃料として供給する。

株式会社ユーグレナという企業は、その名前自体がミドリムシにあやかったものだ。ミドリムシは光合成色素としてクロロフィルを持つ単細胞の生物で、春から夏にかけて淡水の水田などに発生する。これを培養してバイオマス燃料や食料として利用できないか、というのが株式会社ユーグレナの大雑把な事業内容らしい。藻類で食料ってドラえもんの海底奇岩城を思い出す!あれはプランクトンで作ったハンバーグだから動物かもしれないけど・・・海藻牧場はアーサー・C・クラークも題材にした(海底牧場)くらい、20世紀では「有望な」未来像だったけど、今ではすっかり、ロストフューチャーだ。

 

バイオマス燃料の難点は、水と肥料の確保

海洋での海藻やプランクトン農場の実用化にあたって困難だったのは、海洋の一定地域に隔離しておくことだが、淡水プラントならこの問題はそう難しくない。淡水藻類の培養と言えば、クロレラが既に食料品に利用されている。ただ、これまで薪に始まりトウモロコシのバイオエタノールと、バイオマス燃料は数々試されたが、問題が一つ。

水と肥料の確保だ。Wikiの項にもあるが、

生産過程でエネルギー源として化石燃料が使われ、石油や石炭から合成される肥料や農薬が原料となる植物の栽培において使われる可能性があるので、生産過程まで含めると完全にカーボンニュートラルでない可能性が高い。

という点は留意しておかなければならない、現代的な農業は、窒素・リン・カリウムという基本的な肥料を生産するために化石燃料を必須のものとしている。日経の記事「バイオ燃料に原料の壁 CO2排出基準厳格化、適合農産物わずか」によると、

欧州連合(EU)がガソリンと比べたバイオ燃料のCO2排出量を50%以下にする基準を設けることなどを挙げた上で、「日本としても削減基準を50%に設定することが一つの方向性」と指摘した。

この基準を満たす原料はブラジルの既存農地で収穫されたサトウキビと国産のテンサイなど一部にとどまる。

 

この辺の課題をクリアして行けるかどうか、今後の展開に期待。

 

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