水槽と家具

台風2号の置き土産、漂着魚その2 【生物学】

Posted on: 5月 30, 2011

台風2号の風で浜に打ち上げられた漂着魚の紹介第二弾。前回の記事もそうですが、種同定は、模様と形で大雑把にやってる程度なので、間違いあったらぜひご指摘ください。

まずは、スズメダイの仲間。模様だけでざっくり判断すると、左上のシマウマっぽい模様のは、ミスジリュウキュウスズメダイ。右上のは、ルリホシスズメダイ。残り4匹は全部同じ種類みたいだけど、なんだこれ。普通のスズメダイ?

今度は、テンジクダイ系。上2匹はたぶんヤライイシモチ、判断基準は体側の5本の線と尾鰭基部の黄色。一番下のは、なんだろ。やっぱり不明。テンジクダイは、日本産魚類検索 – 全種の同定を引いてきちんと分類のポイントを学ばないと、種類多くて全然わからん・・・。

一番上はクチバシあるし、ブダイの仲間、あとはベラ類だね。生鮮時はきれいな体色なんだろうけど、すっかりあせてしまってる。この辺も検索すれば種まで落とし込めそうな気はする。

キンメダイ目イットウダイ科ヒメエビス・・・じゃないかな。
この仲間は、背鰭の模様が分類のキーになるらしい。撮り終わった段階で知っても、後の祭り。全部背ビレは寝てます

タカサゴの仲間だと思うけど・・・初めて見る分類群なので、いまいち検討がつかない。詳しい人にあとで確認しよう。

フグと並んで、「魚」のイメージからかけ離れた姿を持つトゲウオ目の魚。一番上はへコアユ。こんな姿をしていても、ちゃんと背鰭・尾鰭・尻鰭・腹鰭の全部が揃ってるというのが驚異的。その下の2匹は、ヨウジウオの仲間。オイランヨウジとクチナガイシヨウジ・・・だと思う。

続いて変な形の魚第二弾、ハコフグ科のコンゴウフグ。
角あるし・・・上から見ると、UFOだし・・・本当、どうしてこうなった。

深海系のモンスターパニックのザコキャラで出てきそうな、デザイン。

こいつら、アシロ目のイタチウオも何種類か上がっていた。今回の漂着魚を収集してきた学生さんは、この仲間に大変こころを奪われていたようだけど、じっくり見ても自分にはいまいち良さが分からなかった。感性の違いだね、尾鰭が分かれてるようだからフサイタチウオの仲間かなあ。

この仲間は、分類的にもまだまだ混乱して未記載種も多いグループらしい。
熱帯の種多様性が高いっていうのは、生態学では耳タコな話題なんだけど。こうして見ると、やっぱ種数がハンパなく多い。しかも、高次分類レベルでの多様性が高いんだよなあ。目とか科レベルでも、まともに見たことないグループがごろごろ出てくるのが、すごく面白い。

次に台風が来たときには、ぜひ自分で浜に漂着魚を探しに行こうっと。

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