水槽と家具

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土日返上で実験用の撮影機材を準備してました。2005年くらいに購入したNikonのcoolpix の代わりに、新しいカメラを使うことにしたためです。使用するのは、PENTAX のW90という機種です。

後継機種のWG-1もそうですが、最短撮影距離1cmでのマクロ撮影可能なのは、小さな被写体を撮影する場合に便利です。防水性があるのと、オプションに赤外線リモコンがあるのも、良いですね。ただ、肝心の画質は非常にクリアとは言い難いのが微妙な感じですが・・・

既存のシステムを参考にしたので実作業は、設計1日、作成1日てところですかね。

うちの研究室はメダカの成長速度を比較したりしているので、1cm未満の稚魚を100匹単位で撮影したりします。なもんで、効率よく撮影できるようアクリルで撮影用のケースを自作するわけです。

魚を入れるためのケース(写真右側)は既存のものを流用するので、これに合わせたカメラ用の土台を作成しました。土台は作業中に、メダカのケースとの高さと距離を一定に保った状態でカメラを固定するためのものです。

こんな感じでケースをぴったりフィットさせて撮影します。

液晶部分もばっちりアクリル板で覆われてます。カメラの大きさに合わせて切り出したので、ガタつきもほとんどなく、ぴったり挟みこまれてます。

分解すると、こんな感じ。黒いアクリル板はカメラのレンズ部分が少し出っ張っているので、そこを周りと合わせて平らにするために付けています。

材料代はアクリル板や補強棒、接着剤などすべて合わせて3600円くらいですね。失敗した場合を考えて部材はかなり余裕を見て購入したので、使用分だけ考慮すれば、1000円かかってません。

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10月から日本へ来たインドネシア人の留学生と一緒にやんばるを歩いてきました。山道で両生類・爬虫類を観察して、川でぶらぶら。

最近、ブログを更新してなかったのは、この日に川でカメラを水没させて凹んでたからです。一応、復活したので良かったですが肝が冷えました。でまあ、DP2sの遺作にならずに済んだので撮った動物を紹介します。

まずはイシカワガエル

沖縄県の天然記念物にも指定されている、宝石のようにきれいな体色のカエルらしいです。ライティングに失敗してすげー暗いです、撮り直した画像は手ぶれしてた・・・痛恨の失敗。

次は、ハナサキガエル

上のイシカワガエルと一緒に、山道の脇に流れる渓流の石上にいました。

シリケンイモリ、陸歩いてるけどヤモリではありません。

歩く姿がゴジラのよう、とインドネシア人に形容させたシリケンさん。
本州に分布するイモリと同じく、腹はオレンジっぽい赤です。

目の下の黒い隈どりが格好良い
リュウキュウアカガエル

前回のやんばる観察のときにも見かけたリュウキュウカジカガエル

警戒心が強いのか、捕まえておかないとあっという間にジャンプして逃げるので捕獲状態での撮影してます。今回の観察で、沖縄本島に在来で生息する両性類は、かなり網羅できた。

今度はぜひ、イボイモリを見たい。

オマケの甲殻類

これは、たぶんサワガニの仲間?オカガニではないと思うけど。サワガニの仲間だったとしたら、本州に分布するのとは別種らしい。

テナガエビの仲間

これをはしゃいで捕まえてたら、カメラを水没させてしまったわけである・・・いや、ほら久々に川入ってテンション上がってたし。まあ、反省。次回から、きちんとベルトに固定して使おうと思う。

両性・爬虫類の観察には、今年の夏にまとまって行ったので多少知識が増えたけど魚関係はまだ未開拓の領域が多い。海ならサンゴ礁魚類は未知の世界だし、川もまだタナゴモドキとか観察したことない。今後はその辺をおいおい見て回りたい

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やんばるでの両生類・爬虫類の観察実習の残り。今回は両生類。

自分で撮ってなんだけど、どこにいるか分からん・・・ピントも合ってないし。一応、真ん中にヒメアマガエルが写ってます。

こちらは、リュウキュウカジカガエルのペア。上に乗った黄色い方がオス
この仲間は、甲高い声で鳴く。近縁種にあたる本州のカジカガエルは、江戸時代にはスズムシのように鳴き声を楽しむために飼育されていたそうな。

沢伝いに歩いてると、水中に潜っているのを見かけた。

このナミエガエルは、握りこぶしよりも大きい立派なサイズの個体。
県指定の天然記念物だが、指定以前は薬用など食用にされていたらしい。

ホルストガエル、これも結構でかかった。本州のダルマガエルよりまだ一回り大きい。沢の砂地にすり鉢状の穴を掘って産卵する習性がある。今回はそれらしい穴は見つけたけど、オタマジャクシは見られなかった。

沖縄に分布する両生類には、他にもシリケンイモリやイボイモリが分布している。シリケンイモリは2回見かけたのに、撮影するのを忘れてた・・・今度、見つけたらまた撮影しよう。

オマケ
沢で見かけたホウオウゴケの仲間。

今回、歩いた沢は、倒木+石+コケ+シダと天然のアクアテラリウムが形成されてました。上のような株がゴロゴロ生えていて採集するか悩みましたが、今回は見送りました。昼間に歩いてれば、風景も撮ってこれたんですけど。

あいにく両爬が出歩く夜に行ったので、上のようなマクロ写真で限界です。

沢の中は、テナガエビとヤマトヌマエビがうようよ。沖縄には多くの種類のエビが分布してるので、いずれはそれらも採集して撮影したいと思います。エビの同定も今は全然できないので、これを機会に勉強したいですな。

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共同でゼミをやってる爬虫類屋の研究者達と一緒に、やんばるへ行ってきた。
学生実習も兼ねていて、沖縄の両生類・爬虫類を観察しようという趣旨。

まず、名護の市街地で見つけたアオカナヘビ。

日本のトカゲの仲間は地上性が多いけど、こいつらは草や樹に登って生活するらしい。
夜、寝てるときも葉っぱの上にいる。

夜行性の捕食者の襲撃は想定してないのか、ライトで照らしてもじっとしている。

これは、オキナワトカゲ。頬に赤い色が出てるから、オスだろうか?

本土にいるニホントカゲの場合、オスは婚姻色で頬が赤くなる。
このトカゲは、ミルワームを餌にして釣られていた。トカゲを釣るというのは、研究者にはよく知られた採集方法らしいけど自分は今回、初めて見た。

ピントが甘くて非常に残念な写真だけど、キノボリトカゲ。
他のトカゲとは違ってイグアナに近縁なアガマ科に属する。なので顔付きがだいぶ違う。

これらのトカゲ類は道路脇の草むらを歩くだけで、わりあい簡単に見つかった。

とはいえ、全国的に個体数は減少傾向らしい。特に、離島はマングースやネコ・イタチなどの捕食者の侵入が大きな影響を与えている。沖縄本島の中南部に関して言えば、都市化が進んで生息適地が分断化されたのが、それに拍車をかけてそうだ。


ヤモリ2種類。うーん、説明を聞いたのにどっちがどっちだったか忘れてしまった。確か、和名はミナミヤモリとオキナワヤモリだったような・・・これらは、背中の模様で判別できるらしい。
沖縄には、他にホオグロヤモリとオンナダケヤモリもいる。

写真の量が多くなってきたので、両生類はまた次回に。

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沖縄の浜辺に行くと、ごろごろ転がってる塊。

オカヤドカリです。

写真には映ってませんが、倒木の影にじゃらじゃらいました。あまりに数が多すぎて、まったくありがたみはないですが一応、天然記念物に指定されています。無許可で捕獲すると文化財保護法違反で罰せられますので気をつけましょう。

沖縄に来るまで、オカヤドカリというと一種類だけなのかと思ってましたが、国内でも7種くらい分布してるそうです。ここの浜では、普通のオカヤドカリにナキオカヤドカリ、ムラサキオカヤドカリを見つけました。

これは普通のオカヤドカリだと思う・・・

こっちはたぶん、ナキオカヤドカリ・・・写真で絵合わせしただけだから、どうも不安。

陸上生活に適応してるだけあって、動きはかなり素早い。正面から撮影したかったのに、動きまわるので結局ブレて使い物になる写真が撮れませんでした。

しかし、ニョキニョキ貝から足が出て走りだすのを見てると、実写版トランスフォーマー思い出すなあ・・・

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オープンアクセスの学術誌、PLoS ONE に掲載されていた論文を紹介する。

Aquarium Nitrification Revisited: Thaumarchaeota Are the Dominant Ammonia Oxidizers in Freshwater Aquarium Biofilters
Laura A. Sauder, Katja Engel, Jennifer C. Stearns¤, Andre P. Masella, Richard Pawliszyn, Josh D. Neufeld*

(アクアリウムにおける硝化の再考:淡水アクアリウムにおける主要なアンモニア分解者としての Thaumarchaeota)

イントロから、アクアリストにとってわりと衝撃的な事実が紹介される。
それは、淡水アクアリウムでアンモニア⇢亜硝酸の酸化を行っているのは何か、はっきり分かってなかった、ということだ。アクアリウム業界では、亜硝酸菌=ニトロソモナス属というのが一般的認識だと思うけど、その知識はあくまで海水限定のものだということが紹介される。これには、ちょっとゾッとした。

アクアリウムみたいな実害のない趣味の世界だから良いけど、農業や医療だったらどうなるか。やっぱ一次文献に当たって根拠を調べるのは大事だわ・・・

Although Nitrosomonas-like bacteria from the Betaproteobacteria were associated with the saltwater aquaria in their study, they did not detect these bacteria in most of the freshwater aquarium biofilter extracts tested. They concluded that ‘‘the bacterial species responsible for nitrification in simple freshwater systems remain unknown’’ .

Hovanec and DeLong による過去の研究では、海水アクアリウムにおいてニトロソモナス属に似たバクテリアを検出したが、彼らが用いた淡水アクアリウムの濾過装置のほとんどで同様のバクテリアは検出されなかった。彼らは、淡水アクアリウムにおける硝化をになう細菌の種類は未だ不明であると結論している。

この論文では、アンモニア⇢亜硝酸の反応の促進者として、ニトロソモナス属ではなく古細菌の一群である Thaumarchaeota がより重要であると論証している。
タウムアーキオータとニトロソモナスのどちらが水槽のフィルター中に優占しているか明らかにするため、リアルタイムPCRを実施して、発現している遺伝子の定量化を行った。対象には、27の淡水アクアリウムと8の海水アクアリウムを選び、pHは7.6  ~ 9.2, 熱帯魚・金魚・南米およびアフリカのシクリッドを飼育する幅広い環境を網羅した。

リアルタイムPCRで、16S リボソームRNAとアンモニア代謝酵素(amoA)の相対存在度を定量化することで、タウムアーキオータとニトロソモナスのどちらが、水槽のフィルター中に優占しているか検証した。

その結果、淡水アクアリウムではタウムアーキオータが優占しており、海水アクアリウムではタウムアーキオータとニトロソモナスが共存していることが明らかになった。
ほとんどの淡水アクアリウムから、タウムアーキオータに由来する16S リボソームRNAとアンモニア代謝酵素が検出され、ニトロソモナス属のアンモニア代謝酵素がほとんど検出されない水槽もあった。また、85%以上の水槽でタウムアーキオータの優占状態は、2年間以上維持されていた。

以上の結果から、
淡水のアクアリウムで亜硝酸菌と呼ばれていたものの正体は、ニトロソモナス属ではなく古細菌のタウムアーキオータであることが分かった。

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台風9号による漂着魚の紹介、第3弾。

いい加減このネタ飽きた・・・でもまだ、標本瓶いっぱいに未同定の魚が転がってるし、拾ったからにはやらんと・・・自分自身を追い込むためにも、ブログ記事にします。

上はテンジクダイ科のアカネテンジクダイ・・・だと思う。
テンジクダイの仲間も熱帯域を中心に分布する大きなグループです。外見が似た種類が多くて、同定は難しい。しかも、鱗が剥がれやすいのか標本の状態が悪いので、なお困難。

下の黄色と紺のは、キンチャクダイ科のスミレヤッコ。

こんな感じで数cmサイズの小さな標本がたくさんあるので、同定するのにも一苦労。ピンセットで、鰭を伸ばして条数を1本1本数えてると目が痛くなります。

左の列は、上から順にハナゴンベ、シマキンチャクフグ、オビシボリ。分かりやすい。

真ん中の列、一番上はアカネテンジクダイ。その下は、ナイルティラピアの若魚。淡水性の外来種なので、川から流された? 一番下のハゼっぽい体型の魚は、アゴアマダイの仲間。アゴアマダイ・・・科名は知っていたけど、こいつも実物は初めて見る。

右側の列、自分でもノートと突き合わせないとよく分からない連中。
一番上はクロスジスカシテンジクダイ、その次は、ニシン目の魚ですが、よく分からないので詳しい人に問い合わせ中。3つめ、スミツキアトヒキテンジクダイ。4つめ、アカネテンジクダイ。5つめの尻尾がちょん切れてるのは、キンメダイの仲間。イットウダイ科ですが、種同定はできていません。

半分切れてる標本はたぶん、オカヤドカリの仕業です。海岸に漂着魚がごろごろ残ったまま腐ってないのは、彼らやカニが素早く処理してるからみたいです。

一見して分からない種類が続いたので、口直しを。
ハタ科のハナゴイです。 生時も蛍光ピンクの鮮やかな体色をしています。こういう見た目に特徴のある種類は、分類も比較的簡単だったりします。

乳白色の薄っぺらい物体・・・タンザクハゼ。
岐阜大学の向井さんのハゼ図鑑の項目を見る限り、生時はわりときれい。検索図鑑でもこの属の分類は詳細がのってないので、種名は不明。今回は全部で3種ほどうち上がっている

今回の個人的ガッカリ賞。

モンガラカワハギ科のナメモンガラの若魚。検索図鑑で、模様や体色に合致する種類が全然いなかったので、すわ日本未記録種かと期待してたのに、Triggerfishes (Balistidae) of the Eastern Pacific という本に若魚の写真として、そっくりさんが載っていた。

上はタンザクハゼの仲間、先にあげた写真のとはまた別種らしい。こっちのほうが、標本の状態が良くて生時の体色が少し残っている。その下は、モンガラカワハギ科のムスメハギ。

一つずつ解説する気力が尽きました。
紹介した標本はこれで、全体の6分の1くらい? になりました。先が長くて絶望しそうだけど、同じ種類がたくさん漂着しているはずなので、後半になるにつれ同定ペースは加速するはず。
がんばって早く片付けたら・・・おれ、海に泳ぎに行くんだ!(死亡フラグ

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台風9号による漂着魚の紹介、第二弾。
今回は標本が痛んで、うへあーな見た目のものが混じっているので耐性がない人はスルーしてください。

前回、イトヨリダイ科とタカサゴ科を勘違いしたけど、これは本物のタカサゴ科。
クマザサハナムロという種だと思われる。タカサゴの仲間は、沖縄県の魚に指定されていて、こっちでは食用魚として売られている。

ハコフグの仲間、ウミスズメ。何でこんな和名付いたんだろう?
ちなみに、鳥にも同様の和名が付いてる分類群がいます。

アンコウ目カエルアンコウ科、昔はイザリウオと呼ばれてたやつら。

大人の事情で改名されました。同種内でも色彩変異がやたらと多いらしい。これって、カエルみたいに背景色に合わせて体色が変化するんじゃろか? 自分で同定してないので不確かだけど、同定した人はオオモンイザリウオって言ってた気がする。

別アングルからもう一枚。
普通の魚と違って胸鰭の筋肉の厚みがすごい。こいつら、鰭を使って海底を歩くらしい・・・

でろでろでろーん

風で打ち上げられてから長時間、地面を擦ったんだと思う。頭部がえぐれてるけど、立派なサイズのオニダルマオコゼ。背鰭の刺に毒を持つので、取り扱いは要注意。死亡者が出たこともあるらしい。でも、鮮度の良いやつ食べたらおいしいだろうなあ。オニオコゼも高級食材だし・・・じゅるり

最後の一枚は、ゴンズイ。本州でも釣りの外道でよく見かける魚のはずだけど、不思議と自分はあまり見た経験がない。これで2回目くらいじゃないかなあ・・・

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台風9号による漂着魚をちまちま種同定してる。
前回の台風2号のときは、図鑑でざっと絵合わせをしただけで済ませたけど、今回はきちんとすべて検索図鑑で調べようと思っている。

まずは、分かりやすそうな大きなものから同定してみた。
サイズも十分あるし楽勝かと思いきや、これまで未見の分類群もいてかなり苦戦した。


奥の黒くて太いやつ、おそらくコクテンフグだと思う。
なんかこの目付きは好きだな。

クロハコフグの体表は本当に箱みたい。堅くてざらざらしている。
黄色い線がはっきりしたこの個体は、たぶんオス。 雌雄で若干、模様が違うらしい、

体色がまだはっきりしたオビブダイのオス。ブダイやベラの仲間は、死ぬと急速に色が悪くなってく上に鱗と身が柔らかいので、きれいな標本が得られることは少ない。

すっかり模様が抜けてるから、難しいけどオオモンハタじゃないかな。
分類の決め手にしたのは、尾鰭の後縁が白くなっているという点。

フエダイ科とフエフキダイ科の区別がまだつかない・・・それでも、これは分かる。特徴的な伸長している鰭を持つことから、イトヒキフエダイで間違いないはず。

ここまでは、わりとトントン拍子で進んだけど問題は以下の2種。

上の魚は、沖縄ではグルクンの名で有名なタカサゴと信じて疑わなかったのに、分類の決め手になる尻鰭の条数を何度数えても全然合わない、タカサゴの仲間じゃない。

総当り的にいろんな分類群のキーを調べたら、イトヨリダイ科と判明した。上はキツネウオで、下の体高がある方はヒトスジタマガシラだと思われる。自分の中でのイトヨリダイのイメージって、マダイを横に引き伸ばしたものだから、実物を見てもまったく合致しなかった。

こういうことが往々にあるから、一度は検索図鑑を引いて分類をきちんと確認しないとダメなんだよねえ。いやはや、良い勉強になった。

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沖縄を台風9号が直撃したので、漂着魚の採集に行ってきました。

今回は、研究室の人達と企画して本島の北部、中部、南部を手分けして回りました。 採集物の詳しい写真はまたのちほどアップします。今回は、現場がどんな感じだったかを紹介します。本来は暴風がおさまって採集に行く予定だったのですが、今回の台風は暴風が30時間も続いたせいで、日が暮れる前にまだ風が強いうちから回収に行きました。

とか行って海辺に来たけれど、死亡フラグじゃね? 瀬戸内海、日本海と色々な海の表情を見てきましたが、これは明らかに身の危険を感じるレベル。飲まれたら即死。

しかし、これでも波はおさまってきた方らしいです。気象庁の情報では、最大時の半分程度の高さにまで落ち着いてるはずなので。ははははは

仕方ないので波あたりが比較的落ち着いてる場所を探して、採集しました。こんな感じで漂着物が大量に打ち上げられているので(多いのは海藻)、混じってる魚を拾います。

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